仏壇を引越しさせる際に覚えておくべき作法は? 

引越しで仏壇を移動させる際には、自分の判断だけで勝手に動かしてはなりません。

 

仏壇を家から出す場合には「魂抜き」、

新居に搬入する際には「魂入れ」を住職の手で行ってもらわねばならないためです。

 

魂抜きは、普段からお世話になっている住職に依頼してください。

 

引越し当日となると落ち着きませんから、引越しの一週間ほど前から前日までの間で、双方にとって都合の良い日にちに来てもらうことが最適です。

 

 

お布施の金額の相場は3万円前後とされていますが、あくまでも気持ちの問題ですからそれ以上でもそれ以下でも構いません。

ただし、1万円以下に設定することは礼儀を欠くため避けましょう。別途、お車代として数千円を加算することがベストです。

 

引越し業者に依頼する場合には、特別な指示をする必要は無く適切に運搬してもらえますが、

 

 

もしも自分自身で仏壇を移送する際には、仏壇の中の物は全て取り出してから、荷物や家財を全てトラックに移し終えた後に運び出し、決して横にすることなく立てたままで搬出してください。

 

 

新居では荷物や家財よりも先に仏壇を設置しましょう。

 

 

また、位牌は梱包してダンボールに詰めたりせず、自分の手で大切に運ぶようにしてください。

 

荷物や家財の新居への搬入が全て完了したら、もう一度住職を呼んで魂入れをしてもらいます。

 

なるべくであれば魂抜きをしてくれた住職に任せるべきものですが、遠方への引越しで難しい場合には新居の近くにある別のお寺の住職に依頼することになります。

 

ただし、「遠くなってしまうから」という理由でいきなり別の住職を探したりはせず、まずはこれまでお世話になった住職に今後の対応について相談することも重要なマナーとなっています。